保育行政2006年02月19日 22時18分35秒

職場復帰にむけて子供達のあずけ先を心配しているのですが。 一応、保育園はもう決まっているのです。 だけど、仕事が急にたてこんで帰れなくなった場合とか、子供達が急に熱をだしたりしてお迎えが必要になった場合とかにどうするか、考えておかなければならないかなあと思っているのです。

基本的にはおじいちゃんおばあちゃんが対応してくれると期待しているのですが、おじいちゃんおばあちゃんも高齢だし通院中なので、二人の同時お迎えは無理だろうし(諸事情で二人は別々の場所にあずけます)、全部はお願いできないでしょう。

で、いざという時になんらかの手助けを期待できるかもとファミサポに連絡してみたわけです。

まず、住所地のM市に電話してみました。ちなみに我が家はM市のはずれにあります。 ごまちはおじいちゃんおばあちゃんに送り迎えしてもらうことを最初から想定しておじいちゃんおばあちゃんの家に近い幼稚園です(隣の市ですが、家が市境の近くなため市内の他の幼稚園よりも近くで自宅からも最寄りの幼稚園です)。ごま2もお母ちゃんの職場近くの市外の場所にあずけることになっています。

そういった事情を説明したうえで、急な仕事の場合や子供の病気の場合などに手助けしてもらえる方を紹介して欲しいとお願いしてみました。 お返事は、「市外の場所の送迎には対応できません。」とのこと。「幼稚園のある市のファミサポに問い合わせてください」

そこで、隣の市のファミサポに続けて連絡してみました。返事は「当市に住所がある方しか会員になることはできませんので、対応できません。住所地のファミサポにきいてみてください」とのこと。もちろん、住所地では門前払いだったことも伝えましたが、規則でとのことで、だめ。

「あのう、そういう方は今まで他にいないのでしょうか?うちのように市の境目に住んでいる人で市をまたいで保育園や幼稚園に通っている人はどうしているのでしょうか。」

「さあ。。。?どちらにせよ、遅い時間まであずかることはできませんし、急にお迎えと言われても対応できないです。ファミサポは主婦のボランティアだしみなさん家庭があるわけですから、遅くなるのは困るわけです。主に、リフレッシュしたい主婦の方が昼間に利用されています。」

ちょっとあぜんとしました。育児休暇で主婦をしていると、主婦のための真っ昼間の市主催のイベントや市の「はこもの」での子供の遊び場(平日のみ4時ごろに閉まってしまうのでワーキングマザーは対象外)は結構充実していることを知りました。 でも、ワーキングマザーを対象にしたサポートは、基本的には時間外や深夜になるわけですからあまり行われていないのです。

関東のベッドタウンに住んでいた頃は、保育園も夜8時までだったし土日も急な仕事の場合もあずけることができたのに。関西に来て、保育園が夜7時までときいて唖然としたし、日曜日の仕事や子供が病気の時にあずかってもらえる場所が全然用意されていないことにも唖然としました。 そりゃ子供が病気の時ぐらい仕事を休んで子供を家でみてやったら、という意見ももっともです。そうしたいのはやまやまです。でも、仕事をしていればいちいちそんなことで休んでいられないし他の人にも迷惑をかける。子供のいる女性は職場では使えないということになったら後続の女性達にも迷惑をかけることになるんです。

お母ちゃんが育児休暇をもらえることになって、ごまちを続けて保育園にいかせるのは待機の方に悪いと思ってお母ちゃんが家にいる間はごまちを幼稚園に入れようと思ったら、市の保育園担当の方から、「一度出ると保育園にはもう入れませんよ。続けてそのまま保育園に通わせたらどうですか?」と言われ唖然としました。(でもおそらくごまちと一緒に過ごせるのは後にも先にもこの1年だけだと思ったので保育園はやめて幼稚園に通わせました。仕事に戻ってももう保育園にはもどれないことは覚悟のうえで。だからおじいちゃんおばあちゃんの家の近くの幼稚園にしたのです。)

「ファミサポはあくまでボランティアですから、普通のベビーシッター会社に連絡してみてはいかがですか?」

はい、知っています。以前、どうしても仕方なく深夜に頻繁に利用していたら、お母ちゃんが働いて得た時間外の手当をはるかに超える金額が毎月ベビーシッター代にかかりました。つまり、当時は仕事すればするほど赤字だったんです。(救いはその時のベビーシッターさんがとてもとてもよい方だったことです。)

そんなこんなで、何がいいたいかというと、

「小泉さん、もっとがんばって保育行政なんとかしてよー!」ということでした。ちゃんちゃん。 これをアップしてしまったもいいかなー?

コメント

_ GG ― 2006年02月20日 22時17分12秒

大変ですね。
何かいい方法ってないでしょうかね。

_ ma_yan ― 2006年02月20日 23時26分46秒

働くお母さんは、大変だよね。アズケラレナイ。おじいちゃん、おばあちゃんは、あてにならなかったな。仕事早くあがれないの?

_ ma_yan ― 2006年02月20日 23時26分59秒

働くお母さんは、大変だよね。アズケラレナイ。おじいちゃん、おばあちゃんは、あてにならなかったな。仕事早くあがれないの?

_ tomato ― 2006年02月21日 02時01分38秒

GG様、ma-yan様

いえいえ、おじいちゃんおばあちゃんにはとってもたすけてもらっています。育児休暇に入る前もおじいちゃんおばあちゃんにしょっちゅうお迎えお願いしていましたし。これからもおそらくほとんどお願いすることになるでしょう。

だから、そんなに深刻になるほど困っているわけでもないんです。
(私の書き方に問題がありました。ごめんなさい。)
おそらく祖父母も含めて家族だけでなんとかなると思います。他の家でもやはり家族総動員で綱渡りのようにしてお迎えにいっているということだし、うちはむしろ恵まれている方だと思います。

でも、祖父母の手助けがないと働けない状況っておかしいですよねー?ということが書きたかったんです。関東にいた時はそういうわけでベビーシッターさんにお願いしていましたが、幸いよい人にめぐりあえたからよかったものの、やっぱり金銭的にはたいへんだったので。。。

少子高齢化が問題になって育児支援にずいぶんと税金が投入されていますが、それより保育行政をもっと充実させればいいのに、といつも思っているんです。
女性が安心して働きに出れる状況になれば、もっと国民総生産が上がって景気も上向きになると思うのになあ。と思うんです。

ということが書きたかったのですが、やっぱり書き方に問題あったかな?
躊躇しながらアップしたのです。あまりつっこまないでくださいねー。

_ CROCCO ― 2006年02月21日 09時10分20秒

tomatoさんのお仕事でしたら、融通が利かなさそうですよね。。お察し致します。確かに減じようの行政では、主婦へのサポートは それなりに厚いですが、ワーキングマザへのサポートは薄いですよね。私も双方の祖父母が遠距離であるので頼ることが出来ません。ですから結局一旦退職扱いの、無期の育児休暇中ということになっています。そして、そろそろ預けて復帰しようかと思っていた矢先の今回妊娠です。次ぎの復帰までに仕事忘れそうです^_^;

昼間のFamily supportも、基準があって、その基準に含まれないので結構高額になり、なんとなく利用し辛いので、利用したことがありません。非納税者等の方々は無償であるということが、少し羨ましく感じることがあります(とはいえ、その方々のことを考えると、それは至極然るべき制度基準であるとは思うのですが、、)。

私自身主婦ですので収入が無い上に、高額のsupportを受けて、珈琲を飲みに出掛けたりする勇気はないし、主人に申し訳なく思ったりします^_^; 単に貧乏性なだけと言えば、それまでなのですが、、

あぁ、仕事したいです。。

_ coo ― 2006年02月21日 14時29分12秒

うちは姪甥のことなんですが、妹が働きに出るようになったら私がお迎えなんかのサポートをするつもりですが、私が旅行とかでいないときとかどうしよう、と頭が痛いです。母はいないし、父は仕事だし祖母がいるけどお迎えは無理だし。
少子化をニュースにするばかりでなく、働いていても働いていなくても子育てしやすい環境について話題にしてくれ!と子供もいない私でさえ思っています。
保育園だとまだ2歳の子供といきなり平日9時から5時までずっと離れ離れになるのも可哀相。幼稚園と保育園の中間、とか、今は仕事も多様化なのでみんなが昼の仕事とは限らないし、夜も預けられる認可の保育園とかってあったらいいのに。
・・と独りつぶやきでした。

_ tomato ― 2006年02月25日 02時05分26秒

CROCCOさま。
いろいろ考えさせられます。ファミサポは、私の知る限りでは均一料金(夕方以降の夜間料金はあり)でしたが、地域によりかなり違いがあるのですね。
里帰りした時に田舎での祖父母との同居率が高いことにびっくりしましたし、そのため祖父母が近くにいない場合は都会よりももっとあずけ先の確保が難しいだろうなあ、と思いました。

CROCCOさんのように高い教育を受けてきちんとした技術もあって夢もある人が、働きに出れないのはやっぱり社会の責任と思います。
社会的には損失だし、同じように潜在的に眠っている能力が社会の中にたくさん存在すると思うとものすごくもったいなく感じます。

でも、私自身も、社会へ貢献しなければと思う反面、仕事をして得られる充実感と子供と一緒にいられるしあわせは天秤にかけられないし、どちらか選ばざるを得ない状況になってしまったら迷わず子供をとると思います。
男の人はたとえ子供を大切にしたいと言っても、仕事を全くしないという選択肢はないだろうと思うと、その男の人たちと同等の権利を主張し同等に働くのは無理ではないかと思うことも時々あります。
偉そうなことを書きながらも、妊娠を理由に産休育休をとり、やはり保育園のお迎えを理由に早退せざるを得ない日もあるわけですから。。。自分の中に子育て中という甘えが絶対にないとはいえないところが、自分の弱いところだと思っています。

あー、なんだか重い話になってしまってスミマセン。
アップを迷っていたのでレス遅くなってしまいました。

昼間のコーヒーもランチも私は大好きですよ!
主婦だってたいへんなんだからたまには自分で自分にご褒美をあげなくては。
(その割に、私の場合「たまに」ではなく、結構な頻度ですが。。。)

_ tomato ― 2006年02月25日 02時08分34秒

cooさま

甥御さん姪御さんのこと、お察し申し上げます。
家族の中の大切なお子さん達のこと、なんとかして対応してあげたいと気持ちはあっても、現実的に無理なことも当然あると思います。私も、自分の子供達のことだから自分や家族内で対応すべきとわかってはいても、やはり、どうしても無理なときに誰か第三者の助けがほしいと思うことがあります。日本の行政は、「家族の中に助けれる人がいるのならまずは家族内でなんとかしてください」という態度なのが嫌です。そういう態度だから、本当は働きに出たい人が働きにでられなかったり、家庭内で行き詰まってしまったりする人がでてくるのだと思います。(あくまで一般論ですが。)

保育園の多様化といえば、以前テレビのドキュメンタリーで、オランダの保育園をレポートしたものをみたことがあります。失業対策の一つとしてワークシェアリングが発達したと同時に、24時間態勢の保育所も充実したとのこと。
つまり、個人の働く時間は短縮され、昼休みも交替で割合と長くとれるようになった。そこで、昼休みは職場併設の託児所に子供をいったん迎えにいって、一緒に職場の食堂で食事をとり、また子供をあずけて午後の仕事にでる、という方式をとる企業が増えたらしいのです。
すばらしい!と思いました。
ちょうど、夫婦で同じ会社で働く家族が紹介されていましたが、昼食を一緒に社員食堂でとる姿は、まるで休日に家族で外食しているようなリラックスした雰囲気でした。インタビュ−では、家族で過ごせる時間が増えたために仕事の能率も格段によくなったということが述べられていました。

アメリカの人気ドラマERの中で、病院施設内にある24時間託児所がでてきたことがありますよね。24時間態勢の仕事だからこそ、ちょっとした仕事の合間に子供の様子を、眠っている子供の姿をほんの数分のぞくことができるだけでも元気になってまた働けると思うのですが、なぜ日本ではたったそれだけのことができないんでしょうね。。。

思うに、日本の保育所は基準が厳しすぎるのかもしれません。子供何人につき保育士何人、とか。安心である反面、かえってその基準を満たすために深夜は採算があわないから営業できないのでしょう。(と私は思っているのですが。。。)

アメリカでは12才未満(でしたっけ?)は、法律の規定で一人でお留守番さえもできないのでしたよね?
だからベビーシッターや託児所はものすごく充実していて、別に仕事していなくても主婦のちょっとしたおでかけの時にも気軽にベビーシッターを頼める(頼まなければいけない)のでしょう。
当然不幸な事件や事故も多いでしょうし、何がよいのかは難しいところですよね。。。

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