息子よがんばれーその1ー2006年03月31日 23時52分47秒

息子よがんばれ。と思う出来事が立て続けにあったので、書いてみたいと思います。

まず。
息子が週に1回通っている水泳教室での出来事。
別に水泳がうまくなってもオリンピック選手になれるわけでもないし、どうせ運動が大の苦手な両親から生まれてきた我が息子が特別抜きん出て水泳が上手になれるとも思っていない。
そもそも、通わせ始めたきっかけというのも、あまりに長い夏休みにごまちの相手をすることにうんざりしたお母ちゃんが、ちょっとでもごまちのエネルギーが発散できる場所があればといろいろな教室を探して、その中でもっとも体力を消耗してくれそうな水泳を選んだだけだったのです。
(その他、水泳教室がショッピングに都合がよい場所にあるとか、その間お母ちゃんが買い物三昧できるとか、そういう理由を全面に押し出して書くとまたお父ちゃんと喧嘩になるのでやめておこう。)

そして、やはり思った通り、水泳が上手になるには遠い道のり。別に上手にならなくても楽しんで通ってくれればという気持ちとせっかく始めたのにすぐにやめるのは教育上よくないという思いから惰性でだらだらと通わせていたのです。

この水泳教室、どこも同じかもしれませんが、月に一回進級テストがあるのです。最初は水に顔をつけれるかどうかに始まり、3秒つけれるか、5秒つけれるか、水の中で目があけられるか、でそれぞれ段階をふむという、至って簡単な内容なのです。最初にその進級テストの内容を聞いた時には吹き出しそうになったほど。でも、我が息子にとってはそれがなかなか難しかったようなのです。
何度かは順調にクラスが上がることができたのですが。バタ足のところでつまづいたようで、立て続けに4回試験に落ちてしまいました。(そのうち一回は家庭の事情で試験が受けられなかったので、ごまちのせいではないのですが。)

それにしても、4回目となるとさすがに親もへこみました。
何より、ごまち自身がかなりな自信喪失に陥ってしまったようなので、どう接してやればよいのか少々難しく感じました。

そもそも、最近の幼稚園や小学校では、クラスで順位をつけるといじめの原因になるなどの理由から何に関しても順位をつけないところまであると聞いていますが、その考え方にはすごく反対でした。社会にでれば当然順位はつくのだし、学校で順位をつけないのはおかしい!と思っています。
しかし、です。我が子が、お友達がたくさん一緒に通っている教室で、他の子が難なく受かっているテストを、自分だけ何度もトライして受からないとなると、やはりかわいそうになってしまうのが親心。

4月からはお母ちゃんが職場復帰するので通わせ続けれるかどうかお母ちゃん自身不安な部分もあり、今回の3月末の試験には是非受かってほしい気持ちがあったので、お母ちゃんも知らず知らずのうちにプレッシャーをかけてしまっていたのかもしれません。

帰る道すがら、ごまちに言い聞かせたこと。。。
「どんどん順調に受かるのもいいけど、受からなかった時になんで受からなかったのかよく考えて、工夫して練習して努力するとかえってずっと上手になれるわよ。」
言いながら、幼稚園児の時代から受験生への心得みたいなことを話しているなあ、と思いました。
ごまちは、わかったのかわかっていないのか。
今度こそ「やめたい」と言われるのではないかと思いましたが、それは一言もいいませんでした。
(試験に落ちた状態でやめることは許さないわよ。と以前言ったことがあるからかもしれません。)

とにかく、息子よ、がんばれ!世間の荒波はもっときびしいぞ!

コメント

_ CROCCO ― 2006年04月01日 01時04分15秒

基本的に私は「頑張れ」とは言わない(ように、という勉強を続けている為)のですが、ごまちちゃん には、言ってあげたいと感じてしまいました。

>「どんどん順調に受かるのもいいけど、受からなかった時になんで受からなかったのかよく考えて、工夫して練習して努力するとかえってずっと上手になれるわよ。」

深いです。この言葉、覚えておいて、いざという時、仔沙流と、その下の子に言ってあげよう^_^

ごまち君。だけどね、水泳には息継ぎが必要なんだよ。頑張り過ぎて辛くなる前に、息継ぎをしよう♪

_ tomato ― 2006年04月01日 08時27分52秒

CROCCOさま
確かに「がんばれ」という言葉はタブーですよね。
気をつけなくては。
そういえば、CROCCOさんは専門家でしたよね。子供の接し方の悩みはつきないので、また書いていきますので教えてくださいね。

この日の帰り道は、15分ほどの距離をゆっくりと一緒に歩いたのですが、言葉には出さないけれどごまちのがっかりした気持ちがひしひしと伝わってきて、「かわいいー」と思ってしまっていました。
今ではだいぶん立ち直って、お風呂の中で自主練習を毎日しているので(3回目の後もそうでしたが)、次に期待しないように期待しよう、と思っています。

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