万博公園で木で工作2006年03月12日 06時27分08秒

せっかくの土曜日なのに、お父ちゃんがお仕事で留守だったので、ごまちとごま2と一緒に万博公園に行ってきました。
(ちなみに、翌日の日曜日は万博公園お祭りの日で入園料がただ、ということは家を出る直前にネットで調べて知りましたが、ごまちが行く気まんまんだったので変更できませんでした。)
万博公園の中にある、自然観察館の月一度の催しの「木で工作」に参加してきました。ごまちは、幼稚園でも工作が好きなので、朝から何をつくるか考えていたようであまり何もアドバイスしなかったのですが。。。行ってみると突然、「花火をつくる!」と言い出しました。
お母ちゃん「。。。。?」

木の工作は、たくさんの木の材料やまつぼっくりなどの木の実、のこぎりなどが自由に使えるように置いてあるので、それぞれ好きなように材料を使って好きなものを作るという企画です。
学芸員さんは、道具の使い方やちょっとしたアドバイスをするだけで、基本的には自分の力で自由に作りましょうという雰囲気です。みんなそれぞれ鉛筆立てや動物の形の置物などを作ってそれなりに形になっている様子だったのですが。。。

我がごまちは大きな竹の筒にどんぐりをめいいっぱい詰め込んで、「花火、打ち上げまーす!どーん!」と言いながらどんぐりをばらまくだけ。。。
お母ちゃんはその時、その様子を携帯で写真を撮ろうとしたら急に撮れなくなったものだから携帯を一生懸命いじる羽目になっていました。そして、横ではベビーカーの中で放置されたごま2がぎゃーっと泣いている状態。。。
その様子を見た学芸員さんから思い切りチェックを受けてしまい、「せっかくだから何か作っていってくださいね」と言われてしまいました。

先生にしかられた後のような気分で、学芸員さんに監視されながら、お母ちゃんはドングリを家族に見立てたオブジェを作ったのですが、ものの5分ほどでできてしまったし、なんだか普通でつまりません。
ごまちも太陽の塔にみたてた温度計を作っていましたが、やっぱりなんだかおもしろいことがしたくなった様子です。

そこで、突然思い立ったのが、竹馬作り。田舎育ちのお母ちゃんは子供の頃は父が作ってくれた竹馬で遊んだし、友達もみんなそれぞれの家の手作りの竹馬にのって遊んでいました。でも、最近では竹を手にいれることもできないなあと思っていたので、絶好の機会だったのです。
で、いきなり大きな竹をつかんできてぎこぎこのこぎりで切り始めたものですから、今度も学芸員さんにびっくりされ、「竹馬を作ろうという人は初めてです。自分たちも作ったことがないので、作り方がよくわかりません。」と言われてしまいました。その昔父が作ってくれたのを横でみていたので、その様子を思い出しながら、何度か失敗しましたが、なんとか乗れる竹馬が完成しました。
横でみていたごまちも興味津々だったし、通りすがりの人からも「あ、竹馬作ってる!」「この企画に今から参加することはできないんですか?」と声をかけられ、お母ちゃん得意満面でした。

その後広場に移動してごまちに竹馬乗りの特訓をしましたが、暴れん坊のくせにあまり運動神経のよくないごまちはすぐに飽きてしまい、園の遊具で遊び始めました。
ま、その程度の運命の竹馬だろうと思っていたし、仕方ないなあ、と思っていたのですが、その後竹馬をかついで広い園内を通ってモノレールに乗って帰ろうとすると、通りすがりのたくさんの人から声をかけられました。いかにも手作りの竹馬が珍しかったようです。

ただし、後で写真をみたお父ちゃんに指摘されたのですが、小さい竹馬はこけた時にのどを突くと危険なのであまりよくないようです。モノレールに乗って帰ることを考えて短くしすぎたことが悔やまれます。
ごまちは、注目を浴びたことがうれしかったようで、乗りたい乗りたいと家に帰ってからもずっと言っていましたが。。。すでに粗大ゴミとなった竹馬の、今対処に困っています。。。

ちゃんちゃん。