終戦の日2005年08月16日 17時52分07秒

一昨日は終戦の日。特別番組がテレビ各局で組まれていました。

毎年夏になると太平洋戦争の記録等の特集番組が組まれているのですが、独身時代はあまり興味を持ってみたことはありませんでした。ごまちを妊娠した夏、家族を守る立場になって初めて平和の有り難さを身にしみて感じました。 戦争体験を語るお年寄りの方々の一人一人の話に涙を流し(妊娠中はめちゃ涙もろかったです)、同時にもしも自分が同じ場面に遭遇したらどうやって子供を守るか生き延びさせるか真剣に考えた初めての夏でした。(しかもごまちが生まれた夏には同時多発テロ。恐ろしかったです。) 以来、毎年夏になるとやはり戦争の特集番組をみては涙していますが、今年はまた別のことを考えてしまいました。ごまちに日本の過去にあった悲しい出来事をどう伝えていけばよいのかということ。ごまちも4才になり、私がテレビで特集番組をみていると一緒にじっとみるようになりました。中には4才の子供にはちょっとみせられないと思うような衝撃的な映像もあります。 もちろん私自身も戦争を知らない世代です。でも、子供の頃祖父母伯父伯母両親がそれぞれの戦争体験を語ってくれました。それは実体験の重みがありました。今戦争体験者も高齢化がすすみ、体験を語れる人が減ってきているといいます。ごまち達が大人になる頃には、体験者から直接話をきいた人も減ってくるかもしれません。私たちはそれぞれ伝え聞いたことを次の世代に伝えていく義務があるとあらためて思った夏でした。

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